当院では、月経困難症(生理痛)に対して積極的にホルモン療法を行っております。
月経困難症は「我慢するもの」ではなく、適切な治療によって症状の改善が期待できる病気です。患者さまの年齢やライフスタイル、子宮・卵巣の状態に応じて、一人ひとりに適した治療法をご提案いたします。
主な治療法
- LEP製剤(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬、いわゆるピル)
周期投与:1か月に1回出血がくる
連続投与:最大4か月に1回出血がくる - プロゲスチン製剤(黄体ホルモン剤、ジエノゲスト🄬)
- 子宮内黄体ホルモン放出システム(ミレーナ®)
<ジエノゲストの利点:LEP製剤との違い>
・血栓症の心配がない
・月経(生理)が来なくなる=子宮や卵巣を守る効果が高い
・鎮痛効果が高い
・ホルモンの変動がない=月経中や月経前の不快な症状がフリーになる
・月経が来なくても更年期や閉経になるわけではない=自分の女性ホルモンはやや抑えられるのみ
院長・副院長はともに、日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会による「器質性月経困難症に対する適正なホルモン療法等に係る研修」を修了しております。
月経困難症と子宮内膜症
月経困難症の原因のひとつに子宮内膜症があります。子宮内膜症のある方の約90%に月経痛がみられるとされており、放置すると将来的に不妊症の原因となる場合があります。
ホルモン療法は、月経痛の軽減だけでなく、子宮内膜症の進行抑制や症状改善も期待できます。
ホルモン療法で期待できる効果
- 月経痛の軽減
- 月経量の減少
- 月経不順の改善
- 過多月経の改善
- 月経前症候群(PMS)の改善
- 子宮内膜症の治療・進行抑制
- 肌荒れやニキビの改善(LEP製剤)
生理痛や月経に関するお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。
早めの治療が将来の健康や妊娠・出産につながる場合があります。